衝撃を与えて丈夫に!若さの秘訣は骨作りから

私たちの骨は、骨を壊す「破骨細胞」と骨を作る「骨芽細胞」によって常に作り替えられていて、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わります。この作り替えのペースを指示しているのが「骨細胞」です。

骨細胞には「骨にかかる衝撃を感知する」という働きがあり、衝撃があるかないかで作り替えの指令を出しています。つまり、1日中座りっぱなしなどの「衝撃」が少ない生活を続けていると「骨を作るのをやめよう!」という指令を出し、骨芽細胞を減らします。ですから、たとえ20代の若者であっても知らないうちに骨粗しょう症が進行している可能性があるのです。

骨作りには、次の3つの運動が効果的。また、骨芽細胞は若さを保つホルモンを出すので、骨芽細胞が増えると記憶力や免疫力アップの効果も期待できますよ。